最近太ってきたと認識しているのに、食べることをやめられない雑用係です。
今日はK様ケンメリに潜んでいた物体。
先日からの続きです。
さて、いくらサビが中から来る事が多いと言ってもあまりに酷い内側。
そこに鈑金スタッフが取り出したものは...。
パン？
では無くて、フランスパンの様な発砲ウレタンの棒。
コレがステップ（サイドシル）の部分に入っていた。
実はこの発砲ウレタンが今回の悪者だったみたいです。
当社では発砲ウレタンを使用したことが無いので、その可否に付いてはなんとも言えませんが、使い様によってはいい物らしい。
但し、このケンメリへの使用方法は全くその性能を活かしていないばかりか、逆にサビを増殖させる要因になっていました。
雨が降って上から流れてきた水は、通常排水路から出て行く。
しかしこのウレタンがステップの下側に鎮座していた為、水が発砲ウレタンの内部に留まって抜けることができない。
更には、排水口を塞いでいた為に、水溜りができていました･･･・
魔の悪循環です。
そして、発泡ウレタンとサビは徐々に同化しようと...。
これは ↑ 棒を取り除いた後です。
下側数センチのところに錆が伸びています。
丸印の所が残った発砲ウレタンです。
結局、全塗装の前のサビ取作業が大きな作業になってステップの下側をほぼ切り替える作業となってしまいました。
もちろん。中には防錆剤を塗布してあります。
まるで腫瘍を取り除く手術のようでした。
もちろん反対側のステップも同様でした･･･。
K様もう暫くお待ち下さいねー。
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