2010年5月7日金曜日

ケンメリ鈑金の巻1。お客さんに聞いたらあっさり許可がでたので。

現在、鈑金をしているお客さんのK様のケンメリが一台あるのですが、
レストアではなく、サビ取り鈑金で入庫したんです。

作業は通常通り始まったのですが、この車輌がまぁ見事に錆びていて惚れ惚れするくらい。
K様の想像以上だったと思います。

で、ブログで紹介したかったのですが一応承諾を貰わねば。
と思っていたのですが、できれば来店いただいたときに直接お願いしよう。
と思って待っていたら、先日キターーー!!んです。

聞いてみたら快く承諾していただきました。
K様ありがとうございます!!
さっそく紹介させていただきたいと思います。



ここは右のリヤフェンダーの下側。

サンダーで表面を剥がすと、中には大きな穴が...

このままにしておく訳にはいかないので、切り開いてみます。
すると中の鉄板までもが錆びていて、更に切り開いたところ。↓

そうなんです。
表面に見えるサビはほんの一部。
多くの車のサビが中から侵食されているのです。

これから鉄板を当てていくのですが、錆びているところには溶接ができないので、なるべく大きく切り開きます。
そして、中に防錆剤を塗布してから塞いでいきます。


もちろん。中から順番に。
平板の鉄板を切って、曲げて、形を合わせて作っていきます。
こんな感じに↑

これを溶接で留めていきます。

こう言う作業を繰り返し繰り返し行っていきます。
因みに、このケンメリはレストアでの入庫ではありません。
全塗装での入庫です。
もちろんサビ取りも入ってますが、ここまで酷いとは...(笑)

今日はここまで。

また続きを紹介させていただきます。



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